9/3 東京都東村山市合同防災訓練が元都営跡地で行われました。

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東京都東村山市合同防災訓練が、元都営跡地に災害現場が再現され、執り行われました。

地震発生を想定し、火が上がった家屋を、東村山高校の生徒達が消火活動。
家屋に閉じ込められた被災者を救助犬による救出活動。ドローンによる災害現場の空撮。ドクターヘリからの救助活動。化学物質を除去できる車も登場。災害現場での緊迫感のある行動の数々を観ることができました。自助、共助、公助を基本に、平時からのお互い様の助け合いの声かけで救われる命があります。災害時にもその積み重ねの取り組みが生かされることを実感しました。

市民センター2階では、関東大震災100年出張博物館の展示も拝見しました。10万5千人の尊いいのちが奪われました。ご冥福をお祈りいたします。関東大震災発災後、国家予算が14億円に対して、経済被害55億円と莫大であったことがわかります。この時、復興を任されたのが、東京市のインフラ道路整備計画の基盤を作ったとされる後藤新平。歴史的な足跡を学ぶ機会にもなりました有り難い。

天王森公園では、防災に関するブースがあり、体験できるコーナーもありました。
半地下家屋や地下室で浸水した場合の体験。30センチだとドアは開かず、25センチでしかも両手でやっと開きました。水圧の怖さを体感できました。

車椅子にジンリキを装着すると、テコの原理で軽く引くことができました。災害時はもちろんのこと、旅行にも利用してもらいたいそうです。いわゆる生活福祉用具に入れて行きたいと考えているとのことでした。
都議の岩永さんに重い白石を引っ張って頂きました恐縮です。

本来は令和3年開催のはずが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりましたが、令和5年に開催する運びとなりました。ご準備から片付けまで大変な労力が必要だったと推察いたします。防災安全部の職員を始め、関係者の皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

#東京都東村山市合同防災訓練
#関東大震災から100年