8/10いのちとこころの人権の森宣言を読む

8/10 東村山市立中央公民館へ
一階展示室で行われている夏休み、ハンセン病の方々が暮らす国立多磨全生園の人権の大切さを伝える貴重な歴史資料や絵画が展示されています。
今日は、学芸員の黒尾和久さんと読む”いのちとこころの人権の森宣言”の講座に参加しています。


彼と我を隔てた堀、土塁、3代目であるひいらぎの垣根も、金網に変わり、人権蹂躙の誤った国策を伝える重要な建造物がなくなりつつある。人権の森として保存していく難しさを感ずるとのご見解を示されていました。平和主義から人権主義へ。

東村山市議会議員有志で政策研究会を立ち上げ「多磨全生園の将来構想に市議会は何ができるか!」に取り組み、当時の土方議長に報告書を提出しています。
報告書一部抜粋2023年2月28日
私たちは、国立療養所多磨全生園(以下、多磨全生園と呼ぶ)の歴史を今に伝えるさまざまな遺構が次第に姿を消し、科学的な誤解や社会的な偏見・差別によりハンセン病患者に対して行われてきた、人権蹂躙の史実までが消し去られるのではないかとの危惧を抱いています。
史実を裏付ける園内の遺構は、わが市のみならず国民全体への人権啓発の貴重な財産として、将来に向けて、可能な限り保存されていくべきであると考えます。

1.多磨全生園を、将来にわたり国の人権学習の拠点としていくこと。
2.多磨全生園における国策による人権蹂躙の歴史を踏まえ、市民と共に今後も人権啓発のあり方について、研究や議論を継続して行っていくことを求めるものです。

“全生園の明日を共に考える会”企画!
8月11日(金)13時から市民人権フォーラム


8月12(土)、13(日)
スペシャルアートワークショップ
つくろう!世界にひとつだけのタンブラー
①10時 ②13時 ③15時
予約優先 材料費500円

8/13が最終日です。
ぜひ、足をお運びください。


 

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