7/8 〜PFAS 水汚染の今〜 by昭島 於アキシマエンシス

7/2 国分寺PFASPFOSの学習会に参加し、
7/8 昭島地域協議会主催
〜PFAS水汚染の今〜に参加してきました。
講師は元朝日新聞記者諸永さん。

 

水や油を弾くため重宝されてきた有機フッ素化合物(PFAS)第二のダイオキシン、永遠の化学物質と言われています。
テフロンフライパン、防水スプレー、ハンバーガーの包装紙、メガネの曇り止めなど、フッ素ポリマー加工を施すことで、安定して壊われないが、水素があると壊れる性質がある。地中に溶け出し、一部の井戸水の汚染として現れています。

 

国分寺の汚染数値が高い。
井戸水の取水を止めている浄水場もあります。

代表的なのは、軍事基地使用の泡消火剤。
横田基地から泡消火剤漏出が過去3回あったことを認め、新聞掲載されました。
横田基地にあるモニタリング井戸からも50ng/l基準を遥かに超えた数値。
2008年1265 、2018年1340。
南南東に流れるため特に立川市、国立市、国分寺市、府中市、調布市、狛江市が特に高い数値です。

化学式の炭素Cの数が多いと、鎖が長くなり体から出にくい。肝臓から出るたん汁に溜まる。便からも出にくいため滞留する。腎障害、肝障害、低体重児、過敏性大腸炎の疾患に繋がる恐れがある。

ストックホルム条約(残留性、汚染物質に関する物質に関する条約)に担保できるよう、国には関係法令に照らし規制が求められます。

アメリカは、2023年疫学的エンドポイントを公表し、PFOS PFOAの基準値を4としました。日本は基準値をアメリカよりも低い3にするのか、そうなると測定機の性能が必要になるそうです。
課題は山積していますが、生きるために日常的に飲む水の安全性を確保するのは、責務
です。根拠がないから大丈夫のスタンスをとる国都関係所管の責任が問われます。日米地位協定、日米合同委員会も立ちはだかっています。

体が小さく肝臓腎臓も小さい子ども達のためにも、近隣他市と情報共有し、国都の責任で実態調査と PFOS、PFOA、PFHxSの基準値を設定することを、求めていきます。

会場のアキシマエンシスは、
廃校をリノベーションした図書館併設の複合施設になっています。200万年前に生息していた昭島くじらの骨も展示されてました。

多摩産材をふんだんに使う暖かみのあるバリアフリーな空間になっていました。講演会の会場はシアターでした。素敵な作りで羨ましい限りです。本も取り出しやすい高さです。

東村山市も公共施設再生計画学校再編が公表されています。超高齢化、人口減少に伴う学校の適正規模適性配置は小中14校との推計が出ています。
誰もが学びやすい環境となるよう、様々な成功事例をこれからも見ていこうと思います。

中神駅にあった給水スポットでマイボトルに給水。脱プラへの一歩!ペットボトル一本減らせました。
カエルのキャラクターがかわいい。

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