6/17 公共施設再生計画 学校再編「新しい学校はどうなる?」

6/17
午後からは中央公民館レクルームで開催された公共施設再生計画シンポジウムに参加してきました。
“新しい学校はどうなる?”
公共施設のカナメとなる学校。
学校を核にした公共施設の再生に関する貴重な学びの時間を共有しました。

公共施設再生計画リンク貼ります
https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/smph/shisei/keikaku/management_smartcity/shisetusaisei/saisei20230526.html

東村山市将来的な人口推計からの試算では、人口減少により学級数が維持できなくなる可能性もあります。適正規模適正配置の推計では、現在15校から小学校10校、7校から中学校4校が理想の学校数。老朽化などで建て替えに着手すべき優先校は萩山小、一中の名前が出ました。建て替え校とリニューアル校も示されました。これはあくまで人口推計による理想の数字です。

倉斗先生や大竹先生からは、様々な全国の先進事例を伺うことができました。公共施設の6割を占める学校。学校というハコモノを、市民の交流、生涯学習、学び直しの場へ。足すから混ぜるへ。新しい色を創りだす実空間に再編していく。

適正規模、適正配置の学校を核とした中長期的な再編で優先順位を決め、計画を進めないと財政的に維持管理経費が莫大に掛かり、立ちいかなくなる可能性があることも強調されていました。

学校をPFIの民間活力を取り入れる手法も、
大切な道筋ですが、市民への丁寧な話し合いと説明が求められます。
“クライアントインタレスト”主権者である子どもの最善の利益を尊重し保障していくことも何より重要です。

学校を多種多様な主体が交われる空間に再編する。核家族化が進み、今や視界に多様な人が居る環境を意識して創っていく時期に入った。縦割りの公共を取っ払い、官民の連携で学校を核とした地域コミュニティ作りには、複合化、共有化の数値目標を立て、検証することだとのお話が印象に残りました。

未来の学校は誰のものか?
縦割り行政の弊害の解決策を共に探っていくには、お互いの合意形成がカギになるなと感じました。バリアフリーのインクルーシブな学校再編もこれからは主流になると考えます。

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