障害児者の介助に携わってきて。

29歳の息子が5歳の時、ヘルパーの資格を取りました。当初は高齢者の介助に入っていましたが、高齢者の方々は、ここまで人生を過ごされてきたけれど、障害児は、生まれた時から母親が主に介助に入るのが常です。その隙間を少しでも埋めることができるならばと、高齢者から子ども達にシフトしました。

最重度の重複障害児者の方々の介助に携わる中で、利用者さんから、たくさんのことを教えて頂いて、今があります。

入浴や外出、食事介助を重ねる中で、どんなに障害が重くても必ず意思や意向があることを教わりました。リアルに触れ合う中で、学ばせて頂きました。

私自身も、息子はダウン症があり、6年前にてんかんも併発しているため、いつどこで倒れるか分からず、不安ではありますが、お互い様の助け合いで地域の方々に支えて頂いています。

介助や介護も母親に比重が掛からないよう、ヘルパーの人材育成とヘルパー派遣の拡充も必須と考えます。

18歳以降の居場所問題と64歳の障害福祉サービスから65歳の介護保険サービスへの移行など、まだまだ課題がある障害福祉内容の拡充が進むよう、現場の支援者の声と当事者の声を聞き、解決策を探っていきます。

#障害支援 #東村山市障害福祉計画