虐待も貧困も障害も身近にあるもの!

ある投稿から。
壮絶な虐待を実母から受け続けた女性。母親が1番言ってはいけない、言われたら生きていけない言葉をかけられている。「あなたを産みたくなかった」

母もアルコール依存症の夫からDVを受け続け、魂が壊れ、1番小さい私に矛先がと冷静に分析している。

児相に保護されても家庭に財力があるからすぐ返され、また虐待の日々へ逆戻り。
子どもの意見表明の権利は尊重されず。
両親とも鬱病を患い、精神薬を服用してる。負の連鎖の日常。虐待は身近にあるものとの理解が必要だ。マルトリートメント(不適切な養育)の実態把握も必須だ。

親から離れたいが離れられない環境が立ちはだかる。「地域格差はあるかもしれませんが、私の地元では法律と実態が合っていなかったという実感があります」「可哀想な人には資格がいるんだな」の言葉も重い。

第18条親の責任
子どもを育てる責任は、まずその両親にあります。国は、その手助けをしなければなりません。彼女は子どもの権利条約第18条に出会い、救われたことが今を生きる力になっている。

PTSDを発症し精神を病んで治療には夫が寄り添ってくれたことも、生きる支えになっている。

彼女の家庭は家賃収入があり裕福だったためにあらゆる大人に相談しても、強くなりなさい、あなたは恵まれてる、甘えじゃないのと言われてしまう。それを大人の怠慢だと言い切れる当事者の鋭い洞察。だから、周りの大人を信じられなくなってしまう。

資格を取得する際に子どもの権利条約に触れたことが、生きる学び直しになるのだと思う。ここでも意見表明権が尊重されることに気づき、自分は悪くない。生きていていいんだと思えている。

アドボケイトやオンブズに求められるのは、子どもがどうしたいか、何をして欲しいかを聞くことからだと強く思った。

自宅に貼られた子どもの権利条約に、思わず笑みがこぼれる。彼女が壮絶な虐待から命を繋いでくれた言葉がここに散りばめられている証だ!

子どもの声を聴くことから、はじめよう!
リンク貼ります。https://www.asahi.com/and/article/20230125/423494382/

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