「自然栽培でまちに緩やかなコミュニティを」

12/6
#農福連携 #自然栽培パーティ全国協議会栽培顧問である#佐伯康人さんを講師に、実践に基づく貴重なお話を伺いました。

とっても楽しい時間であり、考えさせられる時間でもありました。

佐伯さんが始めた自然栽培パーティは5団体10人からスタート!
今は#100ヶ所、#2000人のメンバーが全国に広がっている。#知的障害者や#精神障害者、#アルコール依存症の方や#刑務所出所者も受け入れ、一緒に#多様性を認め合い混ざりあって働いている。まさに#インクルーシブな環境だ!

障害者の#平均工賃は、約13,000円。
#自然栽培農法に携わることで、2倍、3倍、
5倍と上げてきた。障害者が社会になくてはならない存在、ヒーロー、ヒロインになっていく!

今や#耕作放棄地は、#東京ドーム✖️1839個分に相当するほど増えている。
放棄地を減らすため、#自然栽培➕障害者による、#食の安全、#地域のつながり、#国土の再生に日々挑んでいる。

どの自治体でも深刻な課題となっている#農業従事者の高齢化と#後継者不足の解決も#環境に優しい持続可能なまちづくりは、#自然栽培にこそ役割があると思いました。

#自然栽培農法は、@&奇跡のりんごの#木村秋則さんから学び、実践している。
#農薬も化学肥料も入れない。
#自然の力を人間がまだ認識していない。
#肥料を入れる方が、土を壊している。
#稲の穂に早朝びっしりと#蜘蛛の巣が張り、#害虫を食べてくれる現象が起こる。
自然から学ぶ瞬間が随所にある。
自然栽培は、#絶滅危惧種のメダカやタガメ、朱鷺が戻ってくる。
#日本蜜蜂も花の蜜を運び、#桃源郷が現れていく!

#千葉県鴨川市で発生した#カメムシの被害で、#慣行栽培の稲は大量に倒れたが、#自然栽培一年目の稲は倒れなかった。稲は一本を植えるだけでヒョろっとしてるので、長年知識のある農業経験者からはそんなんで育つのかと笑われたが、確実に#根の強さが違う。#収穫量も確保でき、農業でも生活していけることを、証明している。

沖縄は年中暑いので耕作放棄地は、ジャングルのように伸び放題になる。

#バナナを植えて、#在来種を育てている。
元日本代表高原選手が率いるサッカーチームが障害者と共に働いている。サッカー選手を終えた後の雇用にもつながっている。

#フィリピンなどのバナナは、主に#青いまま収穫し農薬につけて出荷されている事実を知ってほしい。

自然栽培の大切さを知ることで、#子ども達のアレルギーの多さに気づくきっかけにもなった。
一番の課題は、#発達障害の子ども達が、#抗精神薬を#多剤併用している現状も見過ごせない事態であり、使用書の#自殺念慮の文言も#副作用の危険性を示している。#長期間服用すれば、#薬物依存に陥る可能性も孕んでいる。

#抗精神薬を長期間服用された人が、農作業に関わることで、#薬に頼らずとも、当たり前の生活を送れるように回復している。

#予防医療の観点からも#農業や食に医師が関心を向けるべき時に来ているとの指摘に頷けます。

日本は#農薬使用量では、#世界第3位。
#世界の国々では禁止になっている農薬が#日本での規制が緩いため日常的に使用されている。
#有機農法のオーガニックは、#わずか0.5%のシェアしかない。#慣行栽培は99.5%を占めている。

#農業の基本が崩れるとすべてが崩れていく。#気候変動も昔から#温暖、#寒冷を繰り返しているが、今はその#振り幅が異常なために、#風水害などを起こす基は、#農薬や化学肥料が影響している。#土が痩せてしまうと#砂漠化を招く要因にもなっていく。#負の連鎖を変えるには、#暮らしの中に農を緩やかに入れていく。#小さな庭から作り方が見える安全な作物を育てていく。

#農業者だけでなく、#地域の生物多様性を取り戻すために、楽しく、#豊かな市民農園を少しずつ増やしていくことで、#コミュニティが形成される。いざという時、#助けあえるつながりも生まれていく!

ナビゲーター佐伯さんからの実践に基づいたお話は、#自然に生かされている私達が、少しでも#環境に体に負荷をかけない暮らしに戻っていくために、自然栽培農法が出てきたんだと感じました。

#石川県では、#田んぼでの二毛作は不可能と言われていたが、素人である知識もない中で、#福祉施設の人達がやって退けた。
#自然から学べばそれまでの慣例を壊していける。#障害者の直向きさからも私達が教えられている。
#この奇跡は日本でも快挙として話題になった。このような現象が新しい考え方を生み出していく。結果、#当事者達が主役になる。

今は、#子ども達世代に苗を植え、#米作りを学ぶ授業も広がりつつある。#自然に触れ、#田んぼで泥んこになれる。#農薬や化学肥料を使う慣行栽培ではできない遊びになっている。子ども達の屈託ない笑顔がそれを教えてくれる。
佐伯さん自身、東村山市に若かりし頃、バンドの練習に来ていたことで縁があるので、願いは東村山市の小学校、中学校でもやっていけたらいいなと考えている。

佐伯さんの言葉の力を借りて、難しく考えず、実践してみる。東村山市にも自然栽培の輪が広がるように、ご縁を頂いた皆さんとできるところから、初めてみたいと思います。自然の不断の努力に学びながら!

自然に即した生活は、#地球温暖化や#炭素社会も防ぐ働きがあります。

#誰も取り残さないまちづくりは、#農にありました。#農も人間も多様性がカギだ!
12/4に、#協働労働法が成立。それまで尽力されてきた#ワーカーズ・コレクティブやワーカーズコープの方々の組合員運動が大きく実った!#雇われない多様な働き方と共に働くが全国に広がることもこれからの楽しみです。

本日はご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

佐伯さんの実践から#農福連携の可能性を再確認できました。ありがとうございました。