毎年11月は児童虐待防止強化月間です!

11/7 活動報告 11月は児童虐待防止強化月間に因み
「第18回子どもの虐待死を悼み命を讃えるオレンジリボン運動市民集会」今回はオンラインに参加させて頂きました。
昨年亡くなられた子ども達がどのような形で亡くなったのかを読み上げる時間がありました。涙止まらず。無理心中も多く大人は生き残っている事例や障がい児であることで無理心中に至っているケースもありました。どうぞ安らかにと願います。
最後に黙祷を捧げました。

厚生労働省のまとめでは、
2019年度18歳未満の子どもが親などの保護者から虐待を受けたとして児童相談所が対応した件数は全国で19万3780件に。

虐待の対応件数は統計を取り始めた平成2年度以降増え続けていて昨年度は前の年度より3万3942件、率にして21.2%増えて、過去最多を更新。

虐待の内容別では、最も多かったのは暴言を吐いたり、子どもの目の前で家族に暴力を振るったりする「心理的虐待」で10万9118件(56.3%)にのぼり、全体の半数以上を占めています。

次いで、殴るなどの暴行を加える「身体的虐待」が4万9240件(25.4%)、子どもの面倒をみない「ネグレクト」が3万3345件(17.2%)、「性的虐待」が2077件(1.1%)となっています。

一歳に満たない死亡数が一番多い実態。
紛争地域でもないのに、虐待で亡くなる子ども達が減らない現実をチャットで訴える声もあった。目を背けずにいきたい。障がい児や社会的養護など配慮が必要な子ども達には、子どもの気持ちや言葉を代弁してくれるアドボカシー制度を必須すれば、子どもの意思や意向が尊重されると考えます。この制度を取り入れることは結果的にすべての子どもに有効に作用していくと思います。

厚労省が公表する虐待死亡数よりも、小児科医学会が発表する人数に違いがあるとの指摘もありました。不審死を入れていないとしても、厚労省が小児科医科学会としっかりと連携を取り、実態把握に基づいた尊いいのちを守る方策を国として講じるべきです。誰一人取り残さない、こぼれ落ちることのないよう、私も地域でできることに取り組んでいきます。

海外では評価されている児童虐待を正面から取り上げた映画「ひとくず」コロナ禍ではありますが、今、全国で公開しています。ご覧ください!

 

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