9/25 子ども達の給食を有機食材にする全国集会
~世界中に広がるオーガニックの波 ~ 「子どもたちの給食を有機食材にする全国集会」~世田谷から考えよう学校給食〜
長時間zoom参加しました!12:30〜19:40
全体的に聞き応えある内容でした。
山田正彦さんを講演を皮切りに、移動中で聞き逃してます。すみません。
堤未果さんの「アメリカの給食ビジネスと狙われる子ども達」をテーマに興味深い話というか完全に有機農業に切り替えられないでいる日本は、アメリカで使用されなくなった遺伝子組み換え食材が日本に輸入され、加工され、知らずに口にしている実態は深刻です。
地域経済を回していくためにも食の選択で、私達の価値観を変えていく。
ひいては、世界の未来を変えていくことにつながる。
農水省が有機栽培に1億5千万円を計上したことは画期的なこと。地域でつながり、諦めない活動を食を選べない子ども達のために継続していく。
各自治体に有機栽培の農法を伝えている稲葉さん
有機栽培は、生物多様性、地球温暖化の防止に役立つ。
買取価格の差額を自治体が負担する方式を取る。
生産者団体との5年以上の契約がないと、
継続的な生産は難しい。
生産者へ助成、有機農法は農機具から替える必要がある。田植え機やコンバインの購入支援。
田んぼに踏み入らないことが鉄則。
しろかきを丁寧にすれば微生物が増える。
雑草の発芽を止める。
農薬ネオニコチノイドなどの影響で、ミジンコやユスリカはカメムシを食べてくれる益虫がいなくなる。カエルやトンボも害虫を押さえ込む役割があるのに、自然と共生が大事です。
枝元さんがファシリテーターのパネルディスカッションもよかった!
パネラーの皆さんの子ども時代の給食を語っていた場面もあり、武蔵野市の学校給食の栄養士である高木さんと同じく私も、学校給食は脱脂粉乳世代です^_^。
からだに良いものを食べて農家を応援。
農家も元気になることは、社会と関わっている。
今は、食べる人と作る人の距離が広がってしまった。顔が見える関係を、地域でもう一度取り戻していく。安全、安心とはを大人も子どもも考えていく。病気になれば医療費がかかる。予防原則の視点からも疑わしいものは使わない、食べない。
食を選べない子ども達の食を守るのは、
大人の責任!何だか生活クラブの理念と一緒です!
環境省の地域循環共生圏も、農福連携で伺ってたなあと改めて必要性を実感!
地産地消で、地域事業を作っていく。
有機栽培作物を加工し、豆腐やジャムにして販売。資源循環させていく。
農水省の方の話。
地球上には、農地は3割しかなく。
水の惑星でありながら、塩水がほぼ。
真水2〜3%の多くは氷。使える水は0.01%しかない!現在、有機農業のマスは0.5%!のびしろがまだまだある。
恵泉女学園大学の澤登先生
種から育て食べることから学ぶ
有機栽培だから学べる
「分かち合い」「誰一人取り残さない」
「すべてのものに役割がある」
いすみ市
自然に近いものを子ども達に食べさせたいとの市長の言葉を形に、自然と共生する里づくり協議会を設置し、環境と経済が両立する有機稲作を実践し、米価の変動には差額を補填する事で農家を支えている。
学校給食米全量を有機米で調達し提供。
いすみっこ米は好評。ふるさと納税でも
支えてもらっている。
有機栽培は小規模家庭農家が、がんばっている。多世代農家が協力して野菜づくりも広がっている。
世界の潮流は、オーガニック給食。
オーガニック食材を公共調達している。
都市と農村の有機的連携も大切。
子ども達に産地を見せ、学び合う機会を!
羽咋市
自然栽培の普及。JAのバックアップ。
当初は四人からスタート。奇跡のリンゴの木村秋則さんを招いて自然塾を継続して実施。農薬、化学肥料、堆肥も不使用。
完全自然栽培米と野菜を学校給食に提供している。
伝統食を守ることは食べること。
朝はご飯を食べる。学校給食は重要な位置にいる。
熊本県山都町は保育園、幼稚園、小中学校の給食を有機栽培、減農薬の農家が食材を提供。地域を巻き込んで、コミュニティを形成していました。
印鑰さん
30年でみつばちがいなくなる。
生態系が終わると言われている。
生態系を守るためにも有機農業、自然栽培、アグロエコロジーを継続していく。
同じ思いの人達が、連絡を取り合い、
多様な活動を参考にしながら、励まし合っていく。
農水省、文科省、厚労省を変えていく。
今後もつながりあっていく。
お互いの成果を伝え合う。
全国での動きを確認しながら、つながりあっていこう!
これから有機の給食にする記念すべき場!
記念すべき場に参加できて、貴重な時間でした。
地方議会も重要な役割があるとの言葉を重く受け止め、地域で学校給食を有機栽培にできるよう活動を継続していきます。
共催:「世田谷区の学校給食を有機無農薬食材にする会」
「子どもたちの給食を有機食材にする全国協議会準備委員会」
#学校給食をオーガニック給食に!
#生物多様性 #地球温暖化 #ネオニコチノイド農薬
#自然栽培 #アグロエコロジー #地域循環共生圏
#農福連携 #有機無農薬食材 #金沢県羽咋市 #奇跡のリンゴ #いすみっこ米