西東京市子ども条例制定までのキセキ

「他自治体にない副読本の存在」

西東京市子ども条例の推進とは

〜子どもの権利の普及 そして

  誰もが子どもの権利を理解する社会に〜

西東京市子ども条例制定までの過程、そしてその後について、子ども教育子ども相談係担当主幹の方からご説明頂きました。

子どもの権利とは、生まれた時から誰でも持っているもの。4つの柱生きる権利、育つ権利、守られる権利参加する権利

一般原則 生命、生存及び発達に関する権利  子どもの最善の利益  子どもの意見の尊重  差別の禁止

西東京市の子ども条例の特徴は、主語を変えながら作られ、最終的には、文言など子どもたちにわかりやすくを基本に。まち全体ですべての子どもの育ちを支えていく姿勢が現れていると感じました。

条例制定の背景

平成26年、市内で虐待による中学生の自死事件が発生し、児童虐待防止の取り組みを強化。平成28年児童福祉法の改正。

児童福祉法の理念として「子どもの権利擁護が位置付けられたこと」が大きいとおっしゃっていました。

条例づくりの始まり  西東京市子ども子育て審議会に諮問し、条例に関する調査・検討。

専門部会が子どもアンケート、子どもを支える人たちからのヒヤリング、子どもに考えてもらうワークショップを開催。

こどもの意見は、「子どもより大人のほうがルールを守らない」、「大人が幸せでないと子どもも幸せにならない」あなどってはいけない鋭さ!公文書改ざん、隠蔽してる大人に聴かせたい!

条例制定に向けた取り組み

・専門部会から審議会への報告、答申を西東京市へ

・条例要綱へのパブコメを1ヶ月実施。

・荒牧重人先生を講師に市民説明会の実施。

・平成30年9月 西東京市議会へ上程

・西東京市子ども条例(案)を、文教厚生委員会で審査の後、本会議で全会一致で可決、10月1日施行。

子どもの相談・救済機関の設置

・子どもの権利擁護委員・子どもの権利擁護相談

・調査専門員・子ども相談室を開設

子ども条例の普及・啓発

・市内行事での条例紹介

・教職員・いじめ問題対策委員・要保護児童対策委員・私立幼稚園教職員対象研修会

・条例のリーフ配布

・子ども条例逐条解説の作成、配布

・擁護委員と専門員、相談室の愛称募集

   子ども達自らが投票

擁護委員と専門員の愛称決定

「CTP」children protect team

     〜子どもの笑顔を守るため〜

 子ども相談室の愛称「ほっとルーム」

他自治体にはない副読本等の製作!

小学6年生が授業で使用する副読本

中学生、保護者、市民対象の広報冊子の作成

1.学習指導要領を押さえておくこと

2.鉛筆で書き込める紙質であること

3.ユニバーサルデザインを意識すること

審議会座長である東京経済大学野村武司教授のゼミ生が、副読本の構成案をプレゼンし、関係者が一堂に介して検討され、副読本は誕生しました!

副読本等を活用した取り組みは、小学校のいじめ授業の実施。中学校の全校朝礼で広報冊子の紹介

道徳授業地区公開講座等でCPT自らが講師を努める。

これまで10年の紆余曲折があった中での西東京市子ども条例の制定は、感慨深いものがあるのでしょう。

前子ども審議会座長であった東洋大学森田明美先生の礎があればこそとおっしゃっていました。森田先生は、「子どもには支援じゃなくて、権利を保障することが必要なんだ」といつも一貫してました。

西東京ネットの加藤さん、後藤さん。

子ども条例制定の学習会企画していただきありがとうございました。

条例があればいいわけではなく、使いこなしてこそ価値があるものなんだと実感。

子どもを支える人たちの思いと力の結集が条例を作り、新たに生まれた子どもが選択できる相談機関の充実や副読本製作へとつながっている。誰がかけてもできなかったのかと思います。チーム西東京で!

西東京市の取り組みに倣い、東村山市にあった子ども条例の制定を子ども参加でなされるよう働きかけていきたいと強く思えた学習会でした。

頑張ってきた頑張ってる方の言葉は、響きます!子ども支援課子ども相談係の名称もステキです。子どもの育ちを支えてきた元保育園園長だったご経験も生かされていると感じました!

西東京市のすごいところは、まだあります。市民力での中学校の放課後カフェや子ども食堂など居場所の提供!

そして、コミュニティバスに乗車したら、停留所を案内する声が子ども達の声なんです。停留所が進む度、思わずにっこり。

こんな取り組みはないねぇと言いながら、自分のまちにも提案したいねぇとバスに乗り合わせた西埜さんと呟いてました。

どこまでも子どもに優しいまちだ!

西東京市!