平沢保治さんが東村山市民栄誉賞 授与されました。

[平沢保治さん、受賞おめでとうございます]

昨日、東村山市民栄誉賞贈呈式がおこなわれ、これまでのご功績が評価され国立多磨全生園 自治会長でもある平沢保治さんに贈られました。

ハンセン病を13歳で発症し、14歳で多磨全生園に入所され、78年お暮らしになっています。奥様にこの賞を贈りたいとも、おっしゃっていました。

ハンセン病は、弱い菌で伝染することはないにも関わらず、誤った国の隔離政策により、入所を余儀なくされた差別と偏見の歴史を、忘れてはいけないと思います。

でも、平沢さんは、全生園で暮らしたことで、いろんな経験ができたとすべて諭されているお姿に、ほんとに頭が下がります。

旧優生保護法により、子どもを持つことを

許されなかったので、子ども達すべてが、ご自身の宝物だと。

100歳まで生きて、ハンセン病を子ども達に正しく伝えていきたい。

そして、最大の願いは、この多磨全生園を、人権の森として、後世に残しでもらいたいとおっしゃっていました。

ご夫婦がほんとに労わりながらおられる姿が、ステキでした。

仲良きことは、美しいなと思いました。