7/17 石巻市子どもセンターらいつの見学へ!

センターの入り口には、子どもの権利条約が外からでも見える位置に貼られています。

コンセプトは、みんなが過ごしやすく、子どもの想いを世間の人たちに伝えられる場所。子どもセンターは「子どもの権利を柱に、子ども参加で」運営される児童館です。子どもの権利には「生きる」「育つ」「守られる」「参加する」の4つの権利があります。

この4つの権利に基づき、今を生きる子どもたちと日々関わりながら、「子どもたちが遊ぶことを通して育つこと」、「子どもたちの声が子どもセンターの事業や運営に活かされること」、「地域や社会で子どもたちが力を発揮できる機会をつくること」を大切にしています。

石巻市には何と児童館がないのです。
震災後、子ども参加で居場所づくりを進め、サントリー財団とセーブザチルドレンの助成を受け建設され、石巻市に寄贈。指定管理でいしのまき子どもセンターコンソーシアムが運営しています。

多世代交流の場でもあります。パパが子どもをおんぶして過ごしてました。ママは休日でお友達とお出かけなんだそう。イクメンいいですよね。

らいつは、一人で過ごすもよし、高校生は麻雀、防音の部屋では、DVDのトムとジェリーを一人貸切で観る男の子。贅沢感満載。図書コーナーは、小部屋に篭り読むのもありの空間もあります。

調理室もあり、料理を一から学べます。

トイレは多様性を尊重し、ジェンダー平等、男女分けずにピンクのドア。
中には、LGBTやSOGIについての説明書きがあります。DVやセクハラなど相談窓口もすぐ手に取れるように置かれていました。


2階建の建物で気をつけたのは、死角を作らないこと。全部見渡せるようになってます。宮城県の木をふんだんに使い、地域循環の仕組みも取り入れてます。

近所のパン屋さんから寄付もあります。みんなが持ち帰れるよう無料です。

冬は床暖房、夏は冷房の冷気が循環する工夫もあり省エネ対策もバッチリ!車椅子でも移動しやすい傾斜にも、なっていました。

子ども会議が定期的にあり、新型コロナ対策やルールなども多様な意見を尊重し、自分達で決めています。大人も子どももお互いを信頼し合えるって大事です。

何と言ってもどの子もいい顔してました。こちらが元気をもらいました。子どもも今を生きるパートナーだと、私達大人が気づくことを求められていると教えられた時間でした。

東村山市には、「子どもの権利条例」がないので、
子ども参加の制定を目指し、子ども達の声を聴いていきます!

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