5/22環境講座 「炭素循環と窒素循環」
高田先生のオンライン講義
「炭素循環と窒素循環」
○日本のプラスチックゴミの半分以上(71%)が
焼却されている。熱回収のサーマルリサイクル(57%)リサイクルではない。*一方通行の温暖化が進む
○石油ベースのプラスチックは循環型ではない。セキユベースで焼却し発生した二酸化炭素は、植物が吸収しきれず大気中に残留し温暖化が進む。このサイクルはパリ協定違反!
○バイオマスベースの素材は、循環型である。布や紙だと土の中でゆっくり分解される。カーボンニュートラルな状態で循環する。
○炭素循環と地球温暖化
・地球表層での炭素の分布
・生物圏も含めた炭素循環
・カーボンニュートラルとプラスチックの焼却
・炭素循環における海洋の役割
*パリ協定→21世紀後半には、温室効果ガス排出量を実質的にゼロにする。
○生態系への総入流量の削減が必要
高温燃焼による窒素化合物、化学肥料
生物への窒素固定(藍藻、豆科植物、共生菌)
○ゴミ焼却から堆肥化への変換が必要との講義内容。
脱炭素社会の実現は、地球温暖化の歯止めになります。限りある資源を次世代に渡すためにも、暮らしを急がず、サステナブルな生活を意識していきたいと思います。
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