6/29 映画「明日へ―戦争は罪悪である―」

2018年6月29日 00時00分 | カテゴリー: 活動報告

【家族が成り立ってこそ、国が成り立つ】
中央公民館で映画「明日へ ―戦争は罪悪である―」を観賞。戦時中、戦争は罪悪だと批判し続けた実在する良善僧侶の物語。

良善師を、戦争は罪悪だと気づかせ、変えていくのは小豆島でお母さんと二人で暮らす知恵遅れの健太郎の存在でした。

本来なら知恵遅れがある場合は徴兵を免れるのですが、僧侶は「お国を守ることは母を守ることになる」と伝え、読み書きを覚えさせ、徴兵検査に合格し戦地へ、程なく戦死を遂げます。
遺骨も入っていない木箱を前に「お国を守るために名誉の戦死が尊いなんて誰がそんな子ども騙しを」と木箱を投げつけ、「死んだらいかん、死んだら終わりや」と泣き叫ぶ母。次の日、母親は首を吊って自死。
母親として他人事でないと気持ちが重なり嗚咽が。

良善師は、「戦死すれば、神になり、仏になり尊敬されると説法してきたが、自分の過った解釈で倹しくも肩を寄せ合い懸命に生きてた親子のいのちを奪ったのは自分だ」と悟り、「この世で一番尊いのはいのちだ。戦争は罪悪だ。戦争へいっても弾の来ないとこへ逃げろ。必ず生きて帰って来い。そして、人を決して殺してはいけない」と諭して廻ります。
日本の戦局優位な情報しか知らされない島の人達は、真逆を訴える僧侶を非国民と罵倒、特高に捕まり拘留を繰り返しながらも信念を貫き、終戦を迎えます。今度は島の人達が謝罪に訪れるというストーリー。
落語の「子わかれ」が情を誘います。

植木等のお父さん徹誠師「戦争は集団殺人である。卑怯と言われても必ず生きて帰ってこい」
戦争中に反戦を訴えた僧侶がいたことを私は恥ずかしながら初めて知りました。

戦争を望む人はいないはずです。
しかし、様々な思考があるのも事実です。
憲法改正、安保法制についても、議論していくことが必要だと感じました。

戦後世代に必ず観てほしい映画です。
8/29(水)10:30,14:00
国分寺いずみホールで上映予定です。