多文化共生ヒューマンライツフェスタ

 

今日は、多文化共生社会の実現、ヒューマンライツ・フェスタ東京に行ってきました。
全生園自治会長 佐川修さんによる語り部講演会聞かせて頂きました。

ハンセン病に罹ったがために、いわれのない差別や偏見の中、そこまで家族とともにあった日常と故郷を追われた人達。そして更なる厳しい隔離統制が敷かれ、将来があった多くの方が尊い命を落とされ、患者に対して看護師も不足していたため、患者同士で治療しあうしか方法がなかったことなど、隠そうとするあまり、ここまで国は非人道的になれるものなのか、怒りさえ覚えました。

入所の方々は、平均年齢84.5歳と高齢になっています。このまま風化させないためにも、いのちとこころの人権の森宣言市として、資料館とともに後世に歴史を包み隠さず伝えていくことがハンセン病に対する正しい理解につながり、差別や偏見を生まない社会を実現していけると思います。

今回佐川さんの貴重なお話、より多く方々に聞いて頂けたらよかったかなと
思いましたが、人権をテーマにしたこの企画に出展されたことは、素晴らしいことと思います。準備など大変だったと思います。ご苦労様です。お世話になり有難うございました。
佐川さんもおっしゃっていたようにハンセン病資料館への来場につながること願っています。

東村山市ブースにて