8/4は、全国訪問教育研究会全国大会に参加
8/4
全国訪問教育研究会全国大会1日目。
貴重講演のあとに。
超重症児とされる西村帆花さんについて
ドキュメンタリー映画”帆花”を観た後、
母西村理佐さんからこれまでの道のりを
伺った。
お産の時,へその緒と赤ちゃんの一番太い動脈が切れ,仮死状態で生まれ、脳死状態に近いとの診断。医師は何もわからない人と表現したことが今も心に傷ついたまま残っている。
酸素吸入など含めると点数46点で超エリートの帆花さん。
24時間繰り返される医療的ケア、ケアされるために生きているのではない。
本人には意思がある。単なるケアではなく、
ケアを介在した人間関係であり、帆花という人を知るために重要な営みは、自分が他者に影響を与えていることが実感できる。
主体者は帆花さん。
学校に通えない人に取り、訪問教育は学校が自宅にやってきたとの表現がわかりやすい、喜びが伝わってきます。
医療的ケアを介さない教員の存在は、子どもさんの表情を明らかに変え、帆花さんの存在意義に気づかせてくれると。
学びは,一生涯連続性を持って,障害ある無しや障害の重い軽いに関わらず、学ぶ保障は公平に用意されるべきとのお話でした。
全国の訪問教育を担う教員の方々の力なくしては成立しない話です。特別支援学校から自宅までの距離が地域により格差があります。
感染症の時期は在宅でオンラインでとなりましたが、リアルに関わることが何よりの刺激になります。
自宅は,小さな開かれた社会
学びは,社会との対話
関わる人の数だけ、社会のまなざしも
変わっていく。
不登校の子ども達にも,訪問教育が施されても良いのではないかとの見解も示されました。今日は、分科会での学び合いです。
危険な暑さになります。
水分補給と適度な休憩を取りながら、
お過ごしください。
#第38回全国訪問教育研究会全国大会
#訪問教育