2/16 「みんなの公共」座談会に参加。
中央公民館視聴覚室には40人の方が参加されました。白石からは、FEC自給圏、労働者協同組合法の必要性について提起。FECと労協法をご存知の方は,お一人でしたから、価値がありました。
FEC自給圏FOOD(食糧)、energy(再生可能エネルギー)、
CARE(医療・介護・福祉・教育)なら、利益を独り占めできないし、地域資源を分け合うことにもつながる。
新しい働き方協同労働ならば、出資、経営,労働が一体となる。働きにくさを抱える方や働きたい人がつながることで、地域の課題解決になり、自治する市民が増えていく。
Cケア分野では団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題。介護者不足,介護離職は喫緊の対策が必要です。
介護職に従事する方から現場の実情の発言も多々ありました。介護基本報酬引き下げで、小さな事業所の倒産数は過去最多。介護の社会化を実践できない環境だ。
介護を崩壊させないためにも、ドイツやイタリアなど専門資格者には特定賃金制度がある。エッセンシャルワーカーの賃金を他の業態との格差を無くす。福祉分野でも生活できる予算を拠出していくべきだなど、介護を個人の問題とせず,社会の障壁は高いですが、これからも解決に導けるよう繋がっていきましょうとなりました。
地域にないものは作るの理念を貫いてきた
ワーカーズ・コレクティブの地道な活動が、労働者協同組合法施行につながっています。
ワークライフバランスとディーセントワーク(人間らしく働くこと)が,地域に増え,ネットワークで人が見えるようになる社会的連帯経済のまちづくり。
ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)なまちづくりに近づくには、生産性に価値を置かない、生存条件優位型社会への転換。弱者が弱者で居られること。そうなれば、誰もが生きやすくなります。政治信条はそれぞれであっても、「みんなの公共」のあり方を今後も追及していきます。
稲先生の好評から、
内橋克人さんが提唱されてきたFEC自給圏。
中でも、シンク・スモール・ファースト。
小さき者、弱き者の利益と生き抜く権利を守っていく。強き者、富を持つ者の利益を優先する政治ではなく、弱き者の利益をまず優先し、社会の中で共有の理念とすることが大事の言葉を上げてくださいました,感謝です。
皆さんの笑顔が絶えないまちになりますように!思わず笑ってしまう息子の笑顔の写真を添えて!
小嶌さん,藤田さん、ご参加頂きました皆様,ありがとうございました。
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