10/6「ひきこもりを考える」講演会に参加
10/6
東村山市自立相談課主催
「ひきこもりを考える」講演会に参加しました。
講師は30年ひきこもりの問題に取り組む
池上正樹さん。実態に即したお話を拝聴。
池上さんご自身も人との関わりが苦手だった小学校時代。あとで、場面緘黙症だったと分かり、自分だけではない,他にもいるんだと気づけた。当時の自分に伝えてあげたかったとおっしゃってました。
池上さんの弟さんは、成人されてから働いたり、やめたりを繰り返し,最後は働かなくなり,ひきこもっていたそうです。
両親も自分も働かざるもの食うべからずと刷り込まれてきたことで、どこかで弟を責めていたのかもしれない。弟さんを亡くされてから8年。
まずは,生きることが大切。生きていればなんとかなると家族が思うこと。
きょうだいが居れば、きょうだいの気持ちが分かると池上さんは言ってました。
池上さんは、今江戸川区で引きこもり当時者,家族,支援者の集まりを定期的に開いています。リカバリーとエンパワメントできる時間と空間を継続的に提供されています。
厚労省調査ではひきこもりの方々は推計
146万人。8050問題は今や9060問題へと更に深刻な状況になっています。
ひきこもりの方々の安心領域に無断で入らない。身を守るために自宅に退避している状態を維持しています。
失敗は生きていれば必ず経験するもの。何度でも失敗できる社会は,誰もが生きやすい社会になります。
東村山市にも引きこもり相談窓口「えん」が開設されています。家族以外の第三者の人垣,依存先を周りに作っていくことが孤独,孤立を防ぐ手立てになると思います。
世の中は,多様な人たちで,成り立っている。多様性,包摂性を持ち合わせていきたい。
#ひきこもり相談窓口「えん」
#ひき出し屋
#ひきこもる権利
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