2/12 杉並区立済美養護学校を視察しました。


2/12
杉並ネット曽根さんに調整して頂き、
杉並区立済美養護学校を視察に行ってきました。
息子が都立清瀬特別支援学校高等部でお世話になった方が校長先生でした。伴校長先生ご案内、ご対応ありがとうございました。


輝く子ども
自他を認め、社会の中で生きる力と生きる喜びを育むが学校教育目標でした。

少人数での個別最適な学びが提供できている環境でした。
副籍交流は済美小4年生が主体的にソーラン節とボッチャを計画し、直接交流の成功事例もありました。中学になると、通常学級は受験を見据えなければならず、交流は減っていくと言ってました。だよりなどの間接交流になっています。

都立でなく、杉並区立の良さを活かし、センター校の役割も果たしていました。

少子化でありながら、特別支援学校に転学する子ども達が増えているため、教室をパーテンションで区切り使っていました。
その解決策として、済美教育センターに増築し、中学部が移る計画があるそうです。


給食も自校式なので、作り方も見えます。摂食嚥下障害の子ども達には形態食となる刻み食やペースト対応もされています。給食は表彰されたこともあるそうです。
医療的ケア児も2名入学していて、専任の看護師が常駐し、担任と協力しながらケアにあたっていました。

杉並区では、通常学級で使う副読本に済美養護学校のことを掲載し、障害理解に繋げています。

不登校だった子も転学してきた場合は、自己肯定感や自己有用感が低い。不登校の背景や理由は多岐にわたるので、時間をかけて、同じ悩みを持つ仲間と育ち合う中で、少しずつ自信を取り戻していくと、おっしゃってました。

少人数だからできるサポートだなと感じることが、多々ありました。


廊下に滑り台やジャンボ絵本などが用意されていて、楽しめる工夫も随所にありました。

調理実習の様子も見せてもらい、充実した時間になりました。伴校長を始め、関わってくださった皆様、ありがとうございました。

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