3/3 医療的ケアが必要でも、共に学び、生きる権利の保障を!

東村山市議会で一般質問いたしました。
テーマは「医療的ケア等が必要でも、共に学び、生きる権利の保障を」!

医療技術の進歩により救われる命が増加したことは喜ばしいのですが、医療、福祉、教育の支援が追いついておらず、自宅に帰ってからのケアは過酷なものです。一所懸命介護する母親、家族の負担が重い現状を変えていく必要があります。障害を自己責任とせず、社会の側に障壁があるとの共通認識が必要です。

昨年、医療的ケア児支援法が成立施行されたことで、各自治体や学校は責務となったのは、画期的と言われています。
医療的ケア児は全国で約2万人いると推計されています。東村山市には、34人いることがわかりました。4月から新一年生が公立小学校に2名、特別支援学校にも2名入学予定です。

公立小学校の看護師雇用は訪問看護ステーションに委託します。主治医の指示書に基づき、保護者の付き添いではなく看護師が医療的ケアを行います。校内には、医療的安全委員会を設置し、情報共有を図ります。医療的ケア運営委員会も設置の方向で検討を進めていること、学校に受け入れるためのガイドラインも策定中であることもわかり現時点で評価する点が多々ありました。

医療的ケア児の存在はまだまだ少数ゆえ、まずは知ってもらうことが必要です。
教員研修や子ども達や保護者への理解・啓発と共に、障害児をきょうだいに持つきょうだい支援を進めていくことも提案しました。

人は皆多様であるもの。お互いの違いを知り共に学び、生きる共生社会を実現するためにも、医療的ケア児をはじめ障害児にこそ、その役割があると思います。共にいるから気付けることがあります。ただ一緒にいれば良いわけでなく、適切な支援を受けられる誰も排除しないインクルーシブな学校になることを求めました。

日々頑張るお母さん達は、節目節目で心ない言葉を投げかけられた経験があることを思い出し、限られた一般質問の時間の中で数秒言葉に詰まる場面を作ってしまい、反省仕切りです。

医療的ケア児支援法はまだできたばかりです。
これから、この法律が価値あるものとして自治体で機能していくように、継続して働きかけていきます。

必ず一般質問の時にスイーツを届けてくださる方がいます。有り難いです。今日は、ひなまつりなのでひなまつりプリンを頂きました。ぼんぼりに灯りを灯した写真を記念に!

3/7〜3/11は各常任委員会と議運、議会改革調査特別委員会が、3/14〜17は、令和4年度予算特別委員会一般会計・特別会計・下水道企業会計の質疑審査が行われる予定です。別室での傍聴は可能です。議会事務局で新型コロナ感染対策として検温、消毒をして頂き、バッジを受け取り傍聴頂くようご協力よろしくお願いします。

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