8/25子どものSOSの声 保護された後

「子どもの権利擁護を認めていく」
私達大人の意識を変えていくことが、求められています。
虐待などの理由で保護された子どもたちの行く先を、子ども自ら決める権利が保障されていない。児童養護施設や里親先に突然連れて行かれる措置が取られている実態。
職員がマンパワーが不足していることも課題だ!

一部抜粋
「児童相談所に対して不服があった場合に意見を申し立てる児童福祉審議会という仕組みや、あるいは第三者委員といって、児童養護施設などに、施設長が任命して置かれている第三者の立場の仕組みなど、さまざまありますが、子どもたちからあまり知られていないという問題があるかと思います。例えば、措置に対して申し立てる児童福祉審議会の私どもの2017年の調査では、要保護児童が9万人いると言われていますけれども、子どもからの相談が5件しかなかったので、ほとんど機能していないのではないかと考えています」(栄留さん)

せっかくの子どもの声を聞き取る仕組みも、子どもに知られていないことによって使われていない現状。子どもの声を保障するための対策が求められています。