答えは子どもの中に!学びを変えたイモニィの足跡

「答えは子どもの中に!」

昨日、NHKプロフェッショナルで取り上げていた数学教師井本陽久先生

イモニイの存在!

職員室に行く前に、生徒とのスキンシップをしばし楽しんでからなので、会議に遅れることもあるそう。すげぇ自由人なイモニイ!

数学は本来答えは一つだけど、そんな一つの答えを求めるだけの授業はつまらない!

わかる、わからないじゃない。

理解してる、してないじゃない。

今、考えているかだけを見ている。

答えは一つではない。自分の持つ考える力を引き出す授業を取り入れている。

間違いもあり、誤答問題を集めてなぜ間違えたかを突き詰める中で、新たな可能性が引き出されていくプロセスがとにかくユニーク。夢中になる生徒の目がキラキラ。

イモニイは、子ども達を喜ばせたい、ぷるっとさせたい!

教科書も使わず、ノートもとらない。

独自の問題で多様な意見を尊重し、生徒同士が議論に次ぐ議論で、先生の存在は忘れてる場面もあり。

大人が用意したものでなく、自分達で作り出す授業。正に、これぞアクティブラーニングを実践してました。

私塾「いもいも」では、今の一斉授業に馴染めない不登校生徒とも向き合う。

イモニイの正解を覆す生徒もいて、その発想は俺にはなかったとあっさり認め、彼らの自己肯定感や達成感を高めている手法は、白々しくなく心地よかったです。

何かやってる時に大人を見た時、微笑んでもらえること。微笑み返せること。この瞬間はめちゃくちゃ大きいと。

井本先生のお兄さんは、足に装具をつけていた身体障がい者であったことも、弱い立場の子ども達の助けになりたいと思った要因の一つでもあるようです。

児童養護施設の子ども達とも、22年一緒に学ぶ時間を作り楽しんでいる。今は、卒業生も手伝ってくれていることも、長年継続した活動につながっている。

先生と生徒は教える人、教わる人の関係ではない。伸びるのは彼ら自身。

信じて見守っていけば、その子達なりに成長していく。独自の授業展開は、視察が絶えないそうです。私も授業に参加してみたくなりました。

鎌倉にある超進学校と、私塾「いもいも」と、児童養護施設の子どもたちの勉強も見ているとにかく子どもが大好きなパワフルな方でした。

再放送は、1/14(火曜)午前0:20〜

見逃した方はぜひ観てください。