「ごみ処理施設整備基本方針」説明会に参加
東村山市「ごみ処理施設整備基本方針」に向けた説明会始まりました。
秋津公民館を皮切りに、7カ所で開催される予定です。8/23 秋津公民館で第1回説明会行われました。
秋津町にあるごみ処理施設秋水園は、築38年が経過した現在も安定した稼働を継続していますが、機能診断結果では、一部コンクリートの劣化など老朽化が進んでいることが確認されています。
市民生活に影響が出ないように、安全かつ安定的なごみ処理を継続するためには、現在のごみ焼却施設に替わる新しい可燃ごみ処理施設が必要なことから、整備に関する基本的な考え方である「東村山市ごみ処理施設整備基本方針」が策定されました。
可燃ごみ処理は、東村山市単独で行う。
施設整備用地は、秋水園用地内。
焼却方式は、ストーカ式とし、焼却により
発生する余熱を発電等に有効活用する。
災害時にもごみ処理機能を保てる自立型施設の建設を進める。
未来をつくる、地球にやさしい施設に。
施設の処理能力は、約100〜110t/日。
令和10年度中の処理稼働を目標とする。
環境的、経済的、社会的側面と、実現可能性に基づいた説明もありました。
市民からは、
・秋水園は、ハザードマップでは、5m以上の浸水想定区域に該当するのに、焼却炉の周りだけをかさ上げしても、周辺道路も水害対策を施さないと危険で安心できない。
・用地検討も、秋津町との結果ありきではないか。
・建て替えれば60年以上秋津町に迷惑施設を押し付けることになる。ごみを出さない市民はいない。公平な視点から秋津町以外での検討をするべき、市民との意見交換の場を更に増やすべきなどの意見が出されました。
行政からは、結果ありではなく、ごみ処理施設のあり方検討会で市民も入った形での検討は重ねてきた。検討会での議論を受け、中間報告、最終報告書提出をおこなった。基本方針策定に向けた市民意見交換会、出張意見交換会、パネル展示やアンケート調査もおこない意見集約にも務めてきた。
秋津町の皆様には、引き続きご理解、ご協力を賜りたいとの答弁でした。
ごみを出さない市民はいません。
自分事として、今後のごみのこと、それに伴い、避けては通れないごみ処理施設建て替え問題を考える時です。
今後の説明会日程です。
8月25日(日)13:30〜15:00 萩山公民館
8月30日(金)19:30〜21:00 廻田公民館
8月31日(土)10:30〜12:00秋水園リサイクルセンター
9月 7日(土)13:30〜15:00 市民センター
9月 8日(日)13:30〜15:00 富士見公民館
9月14日(土)16:30〜18:00 中央公民館
ご都合の合いますところに、必ずご参加ください