1/2 映画「こんな夜更けにバナナかよ」鑑賞
【こんな夜更けにバナナかよ 愛しい実話】
「わがままを言うのが僕の仕事だから」
北海道を舞台に、ヘルパー制度がまだ確立されていない1980年代を自分らしく生きた鹿野さん。
地域で障がい者が共に当たり前に生きることを、実践された先人がこうして闘ってきてくれたことで、今がある!
難病筋ジストロフィーを患う大泉洋演じるわがままだけど憎めない鹿野さんの人生を追ったドキュメンタリー。
鹿野さんの自立生活を支えるボランティアの人達。ボランティアは家族同様。
ボランティアの人達と本気でぶつかり合うのも、今を瞬間瞬間を無駄にできない生き方をしているからなんだと感動!
おかあちゃんに宛てた最後の手紙は、涙なくしては観られません‼
おかあちゃんに辛く当たるのは、きっとおかあちゃんは僕の犠牲になってしまう。自分でできることは限られて
いるから。それは絶対に避けたい。おかあちゃんはおかあちゃんの人生を歩んでほしかった。
バカ息子でごめんね。
感情をぶつけ合うことを得意としない今。周りのボランティアの人達の人生に影響を与える鹿野さんのまっすぐな生き方。「共に生きる」とは、「人生とは」をほんとに考えさせられる作品です!
大泉洋さんが操る電動車椅子「バナナ号」は、東村山市にある車椅子工房輪製作によるものです。こちらもお見逃しなく。
ハンカチを手にぜひ、劇場へお急ぎください❗