9/12 9月定例議会一般質問をおこないました。

  • 9月定例議会一般質問から
    1.国の障害者雇用水増し問題については、東村山市に水増しはなく、雇用数はすべて身体障害の方で21名。
    内訳は市長部局16名(2.53%)教育委員会5名(3.14%)で、法定雇用率クリア。
    しかし、知的や精神の方は雇用されていない実情があります。
    市長に水増し問題について見解を伺い、障害の有無に関わらず雇用の均等な機会を奪うもので、由々しきことと仰っていました。
    今後、知的や精神の方の雇用の実態を作ってほしいと要望しました。

2.医療的ケアが必要でも、共に学ぶ場を
痰吸引や胃ろうなど医療行為が、必要な医療的ケア児(0〜19歳)は、全国推計は17209人(人工呼吸器装着児3069人)。
東村山市は、20人(人工呼吸器装着児3人)いることがわかりました。
学校における医療的ケアの実施に関する検討会議中間まとめの通知については、学校に共通する重要事項のガイドライン等の策定や運営協議会の設置。各学校における実施要領の策定も盛り込まれています。まだまとめの段階ですが、平成30年度私立保育園では、医療的ケア児を1名受け入れ、看護師も雇用されている実例もあることがわかりました。
例えば、保育園を卒園後小学校入学の就学相談で特別支援学校の判定を受けても、本人が通常学級を希望した場合は、子どもの権利として本人の意思や意向が反映されるよう努めてほしいと要望しました。

3.新たな公害「香害」を子どもの視点で対策を
香りが強く、より長く香る柔軟剤などの臭いがまん延することで、個人差がありますが、めまいや吐き気、アレルギー症状を引き起こすことが社会問題になっています。
市内では、苦情は寄せられていないとのことでした。順番に使う小学校の給食着も、臭いがとれず困っている子もいる。実態調査をするべきとの質問には、検討するとの答弁。
知らない間に香りが誰かを苦しめている可能性や子どもは許容量が少ないため保護が急務なので、ポスター等で啓発を促してはの質問には、柔軟剤などの毒性等が科学的に証明されてはいないが、社会問題になっていることもあるので今後研究、検討を重ね、まず知ってもらうよう働きかけていくとの答弁でした。

 

障害者雇用水増し調査結果添えます。