「ソーシャルジョイントファーム」の進め方

送られてきた本をきれいにしてランク別に分ける作業

障害者など第三の就労の道として注目されているソーシャルファームのイベントに参加したご縁でさいたま市大成区にある
一般社団法人「朗真堂(ろうまどう)」A,B型事業所をネットメンバーで見学に行きました。名前の通り「真に朗な方々が働いていました」

2013年12月に事業所を開設し、3年が経っています。鈴木施設長は、2011年に起こった福島原発事故で被災された方々がふるさとを追われ、知らない土地での生活を余儀なくされている現状に衝撃を受け自分にも役に立つことはないかと考えたことが開設のきっかけでした。

どのような状況にあっても、
「一人ひとりが自分自身の素晴らしさに気づき、生まれてきてよかったと幸せを感じて生きていく。障害者も主体的に関わることで、自他尊重社会の実現をめざしています。」

・雇用A型事業所は、精神障害者手帳所持者7名がパソコンに向かい、LINEのイラストを描く人、イラストをデジタル化する人と、一つの仕事を分担し、話し合いながら進めています。
ホームページをタイムリーに更新できないなどのニーズにも応えています。就労は10時〜15時と通いやすい時間設定になっています。

・「大学×福祉」連携(webシステム)の取り組み芝浦工業大学とは、研究用ソフト開発を請け負い、民間より安価で提供している。対応できない部分は外部連携先に回すシステムでソーシャルジョイントファームの新たな仕組みだ。
新たに日本工業大学との研究連携も開始。

・雇用A型賃金は、平均8万円+障害者年金で約14万円になり、自立支援につながっています。

・もうひとつの事業所では、雇用形態が異なるためA型とB型をついたてで分け、作業にあたっていた。
◆リサイクル品ネット販売
☆A型 本のクリーニング・査定・出品担当。
★B型 梱包・出荷業務を担当。
雇用A型は、精神障害者3名。平均8万円
非雇用B型は、知的障害者が9名、
平均工賃は、3万円。
就労継続支援B型福祉作業所は、工賃に決まりはありませんが、工賃1万円払えれば仕事があるほうになるので、事業収入を生み出している証しです。

あらゆる既成概念に囚われず、目の前の人の可能性を引き出し、生活の質をあげ、自立支援、一般就労へとつなげ、努めている姿勢には、学ぶことがありありでした。

将来的には障害者がスタッフになれることも視野に入れているそうです。スゴすぎる❗

今回の見学内容を東村山市の福祉政策に生かせしていきます。障害の有無に関わらず、社会的弱者の方々もやり直せる働き方、生き方を提案していきます。

後日この見学がきっかけで、本の整理事業を共に働くを実現しているスーユンタンが一部請け負うことになりました。新たな仕事を生み出す成果につなげることができました。離れていても事業所間での情報交換や連携今後も強めていきたいと思います。