被災地訪問 宮城県女川町 ゆめハウス

女川ゆめハウス

 代表の八木さんは、いつも元気でパワフルな方です。ゆめハウスで働く40歳~80才のみなさんも笑顔が
ステキな方々ばかりでした。手作りのランチは名産品を使用し、地産地消を実践しています。
経営が厳しいため、予約を受けてランチを提供する
方法を考えているとのことでした。
2階でランチを頂きましたが、この高さまで津波が来たことを考えるとよくみなさんが助かられたのは、キセキと感じます。震災時たまたまなのか、ご両親はその日旅行に出かけていて無事でした。その時虫の知らせなのか、貯金通帳やハンコなどを持って出かけたため、流されずに済み、ご先祖様に感謝していました。守られていたんですね。
被災地訪問で中学校から来られた生徒が学校に戻ってから、被災地の方々が頑張っている現状に触れ、被災地をしっかり見ていることを私たちがアピールしていく
ことで、震災を風化させないよう見てきたことを周りに伝えていきますと報告し、現場を観ることが一番であること、子ども達なりの成長を感じた先生方から感謝の言葉を頂けたそうです。
心こめて作ったわらじや唐辛子、無花果など特産品も手作りなので量産できないものですが、少しでも協力できればと購入しました。目の前でお金を渡すことは、顔も見え、些細なことでも復興につながっていると思えました。

その後案内された女川駅前にできたシーパルピアへ。段ボールで作ったダンボルギー二が展示されていました。
一応人を呼び込む目玉の一つと感じましたが、人はまばらで防潮堤が完成した際、人は流れてくるのか疑問が
残りました。当事者の意見を入れた復興になるよう声を出し続けていかなければと感じました。