「下流老人を生まない社会に」講師藤田孝典さんを迎えて

貧困は誰にでもは起こりうること

女性団体連絡会主催講座後半参加しました。「下流老人」の作者で今時の人藤田孝典さんを講師に行われ会場は満席でした。

貧困に陥り生活保護を受けるのは、特別な人、恥ずかしいことと思ってきたはず。今は、誰もが貧困になる可能性がある。高齢者だけの問題ではなく若い世代も予備軍であり、正規、非正規雇用それぞれに問題がある。住所がなくても、仕事持っていても、生活保護申請や相談はできる。地域の民生委員や地域包括支援センターを頼るなど連携を取り早く支援を受けることで、貧困から脱け出せる。
経済大国3位でありながら、155万円以下で暮らしている人が、1130万人いる日本。
社会構造を変えていくためにも、黙って倒れず声をあげていけば、制度を変えていかないと、若い世代も年を取っていく。あとに続く世代のことも考えていく!

下流化を防ぐノウハウは、
人とのつながりをたくさんつくる。
地域での社会活動に参加する。
家以外の居場所を持つ。
お互い助け合いながら暮らしていくためには、
必ず誰かの助けが必要になる。プライドを捨てて、
助けてくださいの言葉が大事とおっしゃってました。

日本は、東日本大震災などボランティアはたくさん集まる国。
助けたい人、支援したい人はたくさんいる。受援力を身につける。。
受援力が高いと支援しやすくなるとのことでした。