10/11 東京「障害」児教育研究集会 “インクルーシブ教育をどう実現するか”
10/11
東京「障害」児教育研究集会
“インクルーシブ教育を
どう実現するか”
講師:柳原由以さん(弁護士)
に参加しました。
今は亡き太田恭子弁護士の後継者と言われる
柳原さんの語り口は時間が短く感じるほど
説得力がありました。
特殊教育の資料より
問:知的や肢体不自由児を分ける必要があったのか?
答:普通学級を効率的に運営するために、
疎外する子達を排除,分けることが必要と
文科省は結論づけている。
結果、国益の為に役に立つ,立たないで分けてきた。
公教育として何を残すのか?
公教育こそ誰も分けないインクルーシブ教育が必要!
インクルーシブ教育はなぜ必要か?
24条
ジェネラルエデュケーション教育
一般的意見第4号
すべての学習者の基本的人権、
他の人権を実現することは手段。
教育を受ける権利を妨げる障壁の撤廃に対する継続的かつ積極的なコミットメントのプロセスが大切。
新たなITを活用し、障害児者かれらの発達を伸ばすツールとすべき。視線入力など可能性は広がってきている。
その子がありのままで居ていい。
ここに居ていいことを認められる教育環境の整備を進めていく。
安心で自由に育ち合えることが質の高い教育の達成につながる。
ビジョンを持ち公平な参加型実体験を用意する。弱さを他者と対等に繋がる資源にしていくことなど根拠に裏付けられたお話でした。
当事者意識を持ち合わせ,共感し,対等な立場で会話を繰り返すことが人権感覚を養うことにつながり、誰もが共に学び合える環境に近づいていくと改めて感じました。
改めて,インクルーシブ教育とは、
誰もが他者の支えがないと生きてはいけない。学級において差異,異質性を尊重しようとすることによって生まれる葛藤をとりあげて対話すること。
学級として「弱さ」を肯定する文化を育んでいくことで、「弱さ」を理由に特定の個人を外部に排除する力がゆるんでくる(堤秀俊著書より)
貴重な時間をありがとうございました。
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