2/6 予算審査だけでは、まちづくりはできないの財政講座に参加
2/6 早稲田大学マニフェスト研究所主催
「地方議員のための自治体財政基礎講座:予算書チェックでは まちづくりが できない理由」
を受講。
全国の議会から30名が参加されていました。
2部構成
最初にマニ研中村健さんからの予算はなんのためにあるのかの問いかけがありました。
予算は,まちづくりのためにある。
地域のありたい姿を描き、実現するために
実行すること!
一定期間内に入と出を予算組みし、実行に移していくもの。
人口変化により、社会構造は変化しているのに,予算編成は昔のまま,前例踏襲。
地方公共団体は,国の下請けに過ぎない。
総合計画や行財政総合戦略のゴールを目指し、あらゆる事業をつなぎ合わせ,できることに横串を刺していくなどの問題提起がありました。
“予算ではわからない予算のツボ
〜予算審議を始める前に〜
講師の今村寛さんは、福岡市の財政に関われてきたご経験から、実にわかりやすく課題を整理し,ジブリに例え、わかりやすく解説してくださいました。
部門別予算枠がお薦めですとのこと,まさに東村山市も20年ぶりに復活した予算枠配分
方式による令和7年度予算案が公表されています。
やるべきことをビルドし,調査研究を重ね優先順位を付けてスクラップしていく。
財政課の一極集中で決算から予算組みするのではなく、部門ごとに財源を移譲し分散化することで互いに責任が発生するのは重要。
目標は,住みやすいまちづくり。住民主体で自分達が住みやすいまちを実現していけば、人口は増えるはず。
今や,暮らしやすさの自治体間競争、ばらまきの罠に落ちないために、一定の住民にターゲットを絞る。to doではなく、to beへ。
自治体職員には対話が必要。
うまくいかないのは,対話が足りないから。
対話が本当に必要なのは誰か。
議員も当局も市民の代理であることは同じ。
代理の対話を大切にしていく。
行財政改革は目的でなく、政策実現のための手段。手段が目的化しないように、対話と共感を意識していきます。
1人の千歩より、千人の一歩
今村寛さんの著書にサインをいただきました。貴重な時間をありがとうございました。
予算審議に生かして参ります。
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