12/18 キタさんと学ぶ 「子どもの権利条約」講座 子どもの声を聞いてみよう 子どもにやさしい「まち」を創る


12/18
まちの縁がわ・ゆんたくと、
コミュニティスペース・ハナショウブ
共同企画無事終わりました。
リアルとオンラインでご参加頂いた皆様ありがとうございました。
企画から準備片付けまで、お疲れさまでした。

キタさんと学ぶ
「子どもの権利条約」講座
子どもの声を聞いてみよう
子どもにやさしい「まち」を創る

多数の自治体で、子どもの権利条例策定に関わってこられた嘉多明人氏をお迎えして貴重なお話しを伺いました。

さすが、キタさん!
子どもにやさしいまちを創る条例づくりへの道筋を示してくださいました。
子ども参加、法的枠組み、権利戦略、関係所管の調整の仕組み、条例制定による影響評価、子どもアドボガシー制度等の必要性がわかりました。

条約が生かされてるまちと生かされていないまちの違い!

⭐️コロナ問題と子どもの遊ぶ権利
遊びは子どもの主食です。
批判を覚悟で子どもの遊ぶ権利と成長を止めることはできない。オルタナティブかつ創造的な解決策を模索し、
子どもの意見を尊重し実践したのが、まさに川崎子ども夢パーク。

⭐️愛知県新城市の若者議会条例の取り組みの紹介もありました。1000万円の若者予算枠が計上されている。ワークショップ形式で事業を創っていく手法です。子どもはまちを創る主体者でありパートナーです。

子どもへの暴力、虐待、体罰等は簡単には無くならない。

⭐️助けて欲しい子を助けることが先決。
不適切な指導は、虐待であり体罰に当たる。
暴力防止はできたが、救済ができていない。
相談の仕組みはあっても、子ども自らは、こない。

なぜか?
誰もが救済制度だと思っていて、権利侵害だと気づいていない。

⭐️対面での大人が待ち構える相談に子どもは来ない。
「遊びながら、食べながらのながら相談は、本音を吐き出せる」

⭐️チャイルドラインの活動もその一つ。
子ども専用電話は、重要な実践原理がある。
守秘義務を優先し、誰かも聞かない。
イヤになったら切っていい。
子どもの側にイニシアティブがある。

⭐️学校は、情報共有がいのち。
守秘義務との整合性をどう測るかが課題。大人側が子どもの権利侵害の学習を重ねていく。権利侵害が浸透していかないと機能しない。

⭐️会場から
🔴青葉小の若い先生から、ゆんたくは駄菓子屋さんがあるんだよと聞いてます。嬉しい子ども達の反応です。

🔴声にはできなくても子ども達は叫んでいる。
もっと自由にさせろと勉強で優劣をつけない勉強の場を望んでいる。
文科省の問題行動調査で不登校の理由は、
無気力と不安。なぜそうなっているか?
ほんとの学びではなくなっているからだ!

⭐️喜多先生の見解
24万の子どもが苦しんでいるし、人権侵害だと思っている。子どもの意思で学び取れる、包摂への権利を保障していくことが求められている。

⭐️包摂的な教育が望ましいが、40人学級では、教師が潰れてしまう。理想主義ではダメ。

⭐️文科省が言う代替的な意思決定をやめる。
誘導してしまう可能性がある学校、保護者も同様のことが言える。アドボガシー(代弁)制度を取り入れる。
子ども家庭庁での理念が重要。その子の意思を表明していく。意思形成を支援していく。

⭐️少年法や非行問題をどう見るか?
非行に走る子ども達も、なぜ暴力行為に走るのか?それが意見表明だと捉えたら、根本解決に向かうのではないか!

🔵東村山市では、学校を外に開くコミュニティスクールが、青葉小、富士見小、回田小で取り組まれています。
中学校でも子ども達が主体的に関わっていける放課後カフェ構想の準備も進められています。
12年ぶりに改訂版が示された「生徒指導提要」には、子どもの権利条約が明記された。東村山生徒会サミットを開催し、生徒の意見表明の場としていくと12月議会で渡部市長の所信表明がありました。

⭐️公的な取り組みだけに留まらず、民間の活動も注目です。子ども食堂やフードパンドリーやフリースクールも地域の子ども達に寄り添う活動が展開されています。

⭐️地域の子どもは地域で育ちあう!
やはり必要なのは、いつ来ていつ帰ってもいい場所があれば、いいんだと。

青葉町ままカフェをお借りしてのまちの縁がわ”ゆんたく”は、子どもはもちろん、大人も楽しい時間と空間になっています。

“ゆんたく”の言葉通り、おしゃべりが絶えない!いろんな”ながら”ができる居場所をこれからも大切に。

継続は力なりで、居場所を緩く、ゆったり開け続けていく一人でありたいと、気持ちを新たにしました。

まちの縁がわがあちこちにあれば、ながら相談の場にもなり、自己肯定感を少しでも高める助けになるのではないかと感じました。

誰もがその人らしく、暮らし続けられるまちに!

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