9月議会閉会
8/29に開会した9月議会。9/29に無事閉会しました。
お世話になりました。意外に長かったです。
最終日は、令和3年度決算一般会計、
特別会計、下水道企業会計共に賛成多数で可決。
高校生等医療費の助成に関する条例、
令和4年度一般会計補正予算第3号、
令和4年度国民健康保険事業特別会計、
後期高齢者医療特別会計、
介護保険特別会計すべて可決されました。
令和3年度一般会計決算に対し認定の立場で討論します。コロナ禍の対応に追われる一年であったことで、PTのメンバー職員に比重がかかり、現場調整には困難さがあったと推察いたします。職員のコミュニケーションツールログチャットの効果や今後のデジタル社会への俊敏な対応が求められることを実感する決算でした。困難な中での機動力を生かした事務執行を評価します。
第5次総合計画初年度でありサブタイトル「わたしたちのSDGs」のわたしたちのには、あらゆる市民が含まれます。誰ひとり取り残さないために情報を取りにくい市民への合理的配慮と基礎的環境整備はセットで対策を行うことが、誰もが必要な情報を取得でき、コミュニケーションが可能な共生社会の実現につながります。
デジタル化によるリスクは情報等の漏洩です。リスクマネジメントのセキュリティの分化、暗号化などの対策を取っていくとの答弁でしたが、ヒューマンエラーは常に起こるものとの概念を持たれた上で業務にあたり、市民の生命と財産を守ることに努めてください。
デジタル化の新たな弊害の可能性として電磁波過敏症の方々への配慮や保育園・幼稚園等への民間の基地局設置対策も注視してください。
委託による費用内訳が市民に見えにくい現状の打開策も講じてください。
積極的勧奨が開始されたHPVワクチン接種事業は、リスクとベネフィットの情報周知と子宮頸がん予防検診を並行した告知に努め、HPは市民の視点に立った見やすい紙面を求めます。
こんにちは赤ちゃん事業は、“子育てするなら東村山”に相応しいヘルパー派遣等で多胎児家庭への対応を活かし子育てしやすい環境を早急に整えるべきと考えます。
待ったなしの気候危機と温室効果ガス排出量削減が迫られています。循環型社会の形成には、環境にコアな団体や市民発の“市民気候会議”があれば市民の意識啓発につながると考えます。
萩山公園整備事業では、今後子ども達の声を直接聞く機会を設け、多様な市民が意見交換できる場も用意されていることを評価し中長期的な視点に重きを置き誰もが利用しやすいインクルーシブな公園の創出に期待します。
生活困窮者自立支援事業の受験生チャレンジ支援貸し付けと学習支援DESC等の取り組みで合格者数の飛躍的な伸びを評価し今後も学びたい気持ちへの寄り添いとセーフ
ティネットとしての役割を継続してください。
障害者就労については、多種多様な特性を理解し、短時間労働も視野に入れた伴走型支援を評価します。移動支援など余暇を営む時間も重要です。柔軟な支援につながる多様な支援者のスキル向上に努めてください。
児童虐待に関しては、要保護児童対策地域協議会や学校など関係所管との連携を密に未然防止に努めていることを評価します。虐待は冷凍保存され、どこかで解凍されることを常に意識しケアにあたってください。
市内の自殺者はこれまでの若年層だけでなく、高齢者にも広がっている事実を重く受け止め、貧困、引きこもりなど主訴は違っても、学校や地域包括や基幹相談支援体制を最大限活用し実態把握に努め、防止策を講じることを求めます。
未だ新型コロナウイルス感染症が収束を見せない中一番我慢し頑張っているのは子ども若者であると考えます。
新しい生活様式を求められる中で子どもの権利条約に照らし、子どもの当たり前の権利が尊重され、個別最適な学びや居場所を提供できるかは、私たち大人の人権感覚にかかっています。
令和5年、自他の尊重を全年齢を通して行う「生命の安全教育」のカリキュラムによる多様な人権への理解啓発に期待します。
同年には「子ども基本法」が施行予定です。子ども若者は今を共に生きるパートナーです。多様な人たちがお互いの違いや存在を認め合えっていくことこそが、インク
ルーシブで持続可能なまちづくりにつながることを求め、認定の討論とします。
最終日の一般会計補正予算の質疑で、
特別支援教育推進事業費のアシスタント職員採用について質疑した際に、特別支援教育に関して国連からの改善勧告をどう分析し進めていかれるか、保護者からの問い合わせはないかと聞きましたが、議題外と思われるので、答弁は控えさせて頂きますときました。
息子たちは、小学校4年生の時に特別支援教育の答申が出されソフトランディングしていくとの見解で、1番割りを食った世代です。何度も特別支援教育に関して質問を繰り返してきただけに、情けないです。残念無念。
このリベンジは12月議会の一般質問で、問いを質したいと思います。すべての子ども達に課題があります。
だからこそ、通常学級で、誰も排除しない、個別最適な学びを保障できるインクルーシブ教育が行われることが望ましいと考えています。
息子は、通常学級で共に学ぶことは、叶いませんでしたが、今の子ども達には、希望する子から叶うように働きかけていきます。そのためには、子どもの権利条約を大人が学ぶ必要があります。機会を作っていきます。
まちの縁がわでみなさんと話すのが何より大好きな時間です。みんなで手分けしてできた手作りカレーをほおばる息子。みんなで食べると幸せだねが息子の口癖です!
誰もが無理せず、その人らしく生きていけるまちづくりをゆっくりゆったり進めていきます。
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