2022年 プラごみ一括回収へ!
2022年プラごみ一括回収への動き!
プラスチックごみ回収方法は自治体によりバラバラなため、プラスチック資源区分の、新設を国が検討!
東村山市も河川へのペットボトルやレジ袋の不法投棄が課題です。地域にある民間団体の善意による美化活動で回収の上、分別され秋水園に運ばれ処理されています。分別が守られていないプラごみは、燃やされている可能性もあります。
レジ袋の有料化が7/1より開始されています。プラごみに占めるレジ袋の割合は、2%程度ですが、プラごみ削減の第一歩になります。
日本のプラごみの量は年間900万トンくらい。うち食品の容器や包装、ペットボトルなど身近なものが約400万トンです。ペットボトル(飲料、調味料など)は年間約62万トン、252億本が販売されています。レジ袋は年間20万トンくらい使われています。
プラごみは「80%以上が有効利用」といわれますが、約6割は燃やして、発電などに利用されています。「サーマルリサイクル」は燃やせば循環しないので、世界ではリサイクルとみなされていません。別のプラスチック製品にする「マテリアルリサイクル」は約20%で、うち半分近くがアジアに輸出されています。それらの国でもごみがあふれ、中国など引き取りをやめる国も増えています。
世界では年間800万トンのプラごみが海に流れ込み、5兆個以上が漂っているそうです。このままでは2050年には海の中のプラごみと魚の重さが同じになり、量はプラごみが魚を上回るだろうといわれています。日本の海岸に漂ってくるごみの調査でも、個数ではプラスチックが最も多く、その中で最も多いのがペットボトルです。ペットボトルは年間25億本くらいが回収されないとみられ、その一部が海や川などに流れ込んでいます。
なにより恥ずかしいのは、日本は年間900万トンのプラごみを排出していること。アメリカに次2位という有様です。
まだまだ、プラごみ削減には、課題山積ですが、持続可能な地球環境を次世代に継承していくためにも、リデュース、リユース、リサイクルの順番でまずは、発生抑制を優先します!そして、継続できる見える行動としてマイボトル、マイバッグ持参を励行していきましょう。