10/21〜23 障害児者家族を対象「海洋リハビリテーション」に参加

海洋リハビリって、無条件に楽しい!

誰もが産まれる前は羊水の中で泳いでいたんですよね。海も、風も、空も、太陽も自然は、リハビリテーションの道具です。セラピストが活躍できる学校がないなら作るを実践し設立されたのが琉球リハビリテーション学院です。

海洋リハビリテーションは、始まったばかりですが、確実に障がい児者の世界を、作業療法士、理学療法士などセラピスト達が、専門性を生かし、障がいの個々のニーズを把握し、真剣に関わり、確実に可能性を広げています。

今回参加された方は、お二人は胃ろうで栄養摂取が必要です。医療的ケアの時間を見て、注射器で注入します。

摂食・嚥下障がいのある方は、おかあさんが食べ物をハサミでチョキチョキ細かくして、食事介助を必要としている人もいます。

口から食べることができるって、当たり前ではない方もいます。それには、家族介助が必須です。介助は、日常です。大変さは半端ないです。だから、家族以外の支援やレスパイトも必要です。

万が一を考え、酸素吸入器や予備のバッテリーも常備して海洋リハビリに望んでいます。

緊急対応するために、看護師は3名参加しています。資格者の支援体制も万全です。

海洋リハビリの効果とは、人間は、海に入ると重力をうけにくくなり、硬くなった関節を動かしやすくなるそうです。なるほど、みんな気持ちいい訳ですね。

自閉症の子どもさんで、歩くのは少しフラフラ危ういのに、海の上では、サーフボードに立ち上がることができ、波の揺れが安定につながっていることを、証明しています。

原始的な部分が効果につながる感覚統合療法の良さもあります。海は、リハビリの道具と理解できます。

家族も青い海でシュノーケルやパドリングなど息抜きの時間になったと思います。

ハワイで流行のロミロミ体験も。ココナッツオイルでマッサージ、日焼けを癒す効果もあり、少し焼けた肌に優しく反応してました。

最終日は、おんな(恩納村)の家で買い物。アメリカンナイズされた街も体験。たこライスやそうきそばなど沖縄ならではの食文化も満喫、満腹になりました。

家族以外の助けがあるって大事です。

依存先を増やそう、みんなで!

お父さんと娘さんの旅行は初めての方もいました。背中を押してくれたお陰で、沖縄までの旅行が可能になりました。

小さな勇気が、大きな人生の一ページに刻まれた沖縄海洋リハビリ体験でした。

できるを可能にすれば、人生こんなに豊かになります!みんないい顔してました。

企画に誘ってくれた杉本さんに感謝!

次回は、私も息子と参加を目標にします!

自宅に帰り着いたら、息子が「お母さん、久しぶり、お帰りなさい」と言われました。待っててくれる家族がいるって幸せですね。こんな何気ない日常を大切にしていきたいと思えた旅でした!

みなさんから、元気をたくさんもらいました。明日からも頑張ります!

今頃、サーフボード体験による太ももに痛みが!歳だから、数日後に訪れます!

でも、心地よい痛みです。笑顔でトホホ!

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