8/26 聴覚と知的重複障がいを描いたアニメ映画【どんぐりの家】上映会

東大和まで聴覚障害児・者支援施設どんぐりの家と新施設みんなの家設立までを描いた映画を観てきました。
ろう重複障害という言葉を知ったのは、東京小児療育病院の待ち合い室にあった「どんぐりの家」を読んだことからでした。

音が聴こえない障がいに、知的障がいが重なれば、なおさら何を訴えているのかも理解されず、電車の中で叫んだり、暴れたりする行為だけを見て、「ちゃんとしつけてから電車乗れ」「どんな育て方してるのかしら」など、心ない言葉をかけられるのが日常だったら、家族は益々追い詰められていきます。
けいこさんときよしくんの成長を喜べない親の心の声が素直に描かれ、育てていくことにも疲れ心中も考えますが、様々な周りの働きかけや寄り添いにより、気持ちが変わっていきます。

自分も息子のダウン症の告知を受けた時は、ショックで周りのことが瞬間遮断され涙が出ませんでした。
そのあと、「なぜ、私なの、なぜ、この子なの」と代わってやれない思いに苛まれて涙が溢れたのを思い出し、同じ場面が重なり、全編号泣でした。

どんなに成長がゆっくりでも、一所懸命な姿を応援してくれる仲間がいます。その輪が広がっていく活動、簡単ではなかった時代だと思いますが、先人の方々がいての、私達だと改めて思いました。

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