子ども相談室で始まった感覚統合療法とは?

2016年5月20日 00時00分 | カテゴリー: 活動報告

東村山市子ども相談室で始まった感覚統合療法、わかりやすいものがありました。
識別系の行動と原始系行動で成り立っています。
継続することで、改善につながるといいと思います。

感覚統合療法とは、感覚が偏った障害児に、遊びや運動で刺激を与え、いろんな感覚を正しく働かせることにより、日常生活に適応させる療育方法です。
感覚統合療法はアメリカの作業療法士エアーズが考案したリハビリテーションの方法です。現在、日本の多くの療育現場でも、この感覚統合療法が活用されています。
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感覚統合とは?
感覚統合とは、感覚からの刺激により、脳で考え、行動を決めることです。発達障害児は、この感覚統合がうまく行えません。
人間の感覚には、どんなものがあるのでしょうか。目で見る視覚、耳で音を聞く聴覚、ものの味を感じる味覚、臭いを感じる嗅覚、ものに触れた刺激を感じる触覚。五感と呼ばれる目、耳、舌、鼻、皮膚で感じる人間の感覚です。人間の感覚はこの他にもあります。体の傾きやバランスや動きを感じる平行感覚。熱さや冷たさを感じる温度感覚。痛みを感じる痛覚。筋肉などから伝わる力加減や手足の動きや位置を感じる固有感覚、固有感覚は運動感覚とも呼ばれます。このように人間には、いろいろな感覚があります。
人間は、いろんな感覚からの刺激で行動を決めています。感覚が刺激を感じて、頭脳で考え、行動する、この過程を感覚統合といいます。
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痛かったり、驚いたりすると、とっさに飛び跳ねたり、手を引っ込めたりします。何か危険に遭遇したときに反射的に行動するのが、原始系の行動です。それに対して、状況を判断してから考えて行動するのが、識別系の行動です。
注射は痛い、このことは小さい頃からの経験で誰でも知っています。痛いことが予めわかっているので、我慢ができます。このように識別系の行動が、原始系の行動を抑制しています。
発達障害の子は、識別系の行動ではなく、反射的に原始系の行動が多く見られます。

私たちも、感覚統合療法を経験することで発達障害の人達がどのようにみえたり、聞こえているのか五感を使って学び、発達障害の理解につなげていくことが必要です。突然飛び跳ねたりすることも理解でき、意味のある行動で
あれば、どう支援していけばも見えてくると思います。