コンセンサス・デザイン・フォーラム2016に参加!!その1

北川先生の基調講演に皆真剣に聞き入っています。

 地方創生は現場から‼「対話と協働によるまちづくり」現場でがんばる人たちが集まり、支援し合う最高の出会いの場と題して行われました。
 最初に北川先生の基調講演は、戦後は情報非公開の時代。
個人の声は行政の敵だった。1995年地方分権推進法により、集権から分権に移っていった。上下主従関係から対等協力の関係こそ、本来の地方創生の姿。
行政も、資源が豊富で果実を分配できた時代はよかったが、今は資源は増えず、不利益分配になった。そのため説明責任も伴う。限られた経営資源を生かしていくため、行政、市民、議会で地方自治を作り上げていく。
多くの意見を生かすには、声がだせる人いいが、声なき声、時代の使命のある選挙権を持つことになる18歳比較的若い世代の声を聞き、有権者目線で政治を行っていく。
国は地域を知らないため、知恵はない。地域を知り尽くしている地方に知恵がある。
国の判断、評価に頼ってきた構図を変えていく。国からでなく地方から開き変えていく時代。そうでないと民主主義の学校は育たない。
国政、県政を経験され様々な頑張っている地方自治体を支えてらしたことでホントに力強い言葉の数々でした。
 ワークショップのファシリテーターの役割は重要で、ダイアログ「対話」による内発的な「気付き」を引き出すことにつながるという言葉は、印象に残りました。

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