9月一般質問 特別支援教育が、すべての子どもの豊かな学びへの道筋となるために

2015年9月7日 12時43分 | カテゴリー: 活動報告

今日一般質問で、「子どもはすべて独自の性格、個性、能力それに教育ニーズを持っている」という視点で特別支援教育について聞きました。

 ☆適切な就学をめざす就学相談に
障がいのある子は、入学前に就学相談を受け、個々の能力に応じた小中学校を決定します。昨年開始の事前相談「就学相談ガイダンス」では48名の参加があり、その内42名が就学相談に繋がったと答弁がありました。9割(新小学117名、新中学121名)が幼児相談を受けておらず、就学相談に繋がったことは評価できますが、就学に不安を持ちつつも相談できていなかった方が多くいるということです。来年4月から幼児相談室は教育相談室への一元化になります。相談室の存在が身近になるように広報し、切れ目のない一貫した支援になるよう要望しました。

 ☆新設される特別支援学級について
東萩山小特別支援学級の児童数増加に伴い、既存の4校に加え新たに大岱小学校に設置されます。近くの学校に通えることは評価できますが、新設校への転学による二次障害を招く可能性を指摘し、該当する児童の保護者への説明を行い、理解を進めることを要望したところ、学級編成についても学校側と協議していくとの回答がありました。

 ☆特別支援教室への移行について
来年度から設置される特別支援教室は全小学校15校を5グループに分け、各グループに拠点校を設定します。集団での学びが必要な場合は、拠点校に集まり合同で行うこともあるとの答弁でしたが、教室移動だけですむことが移行のメリットなので、送迎による保護者負担が生じないよう再考をお願いしました。これまでの情緒障害等通級指導学級での教育が後退しないよう、当事者の意見も柔軟に取り入れ、内実が伴ったものになるよう注視していきます。

 ☆副籍を置く学校との交流の充実を
交流は様々な障がいを知ることができる学びの場で、特別支援学校に主籍を置き、副籍の通常学級と交流しています。市内では小学生41名(71.9%)、中学生7名(24.1%)しかおらずイベント的な行事(運動会や音楽鑑賞会等)のみでとわかりました。

一歩進めて様々な個性のある人の存在が当たり前になり、子どもの持っている力を引き出すよう提案し、子ども同士交流が必要との見解は得られました。今後はその入り口として通常学級と同じ教科書を特別支援学級や特別支援学校にも配付すること提案したいと思います。

 障がいのある人にとって暮らしやすい社会はすべての人にとっても暮らしやすくなります。差別や偏見をこれ以上生まないためにも、障がいを知ってもらうことに尽力していきます。